絵でわかるシリーズ プログラムとは何か

絵でわかるシリーズ プログラムとは何か

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
プログラムって何?

プログラムとは何か?

それは、「コンピューターへの指示書(指令文)」です。

絵でわかるシリーズ プログラムとは何か <目次>

  1. コンピューターの原理から
  2. 翻訳と管理のプログラム
  3. リンクで進化した言語処理
  4. マルチタスクとメモリ
  5. データ
  6. シンボル
  7. フロー

このシリーズの背景

プログラムとは何か?

もしそれを、ひとことで言うならば、それは「コンピューターへの指示書(指令文)」になります。

しかし、そうは言っても、そのひとことから、プログラムに従って動くコンピューターの姿を、それなりに正しくイメージできる人が、果たしてどれだけいるでしょうか?

コンピューターの中のイメージ
Scratchや英語のプログラム →→→?→→→電子機器→→→?→→→ 結果

?がわからないと、一見正しいプログラムでも、思い通りに動かない。
作ったプログラムがたまたま動いても、見えないリスクに気づかない。

一般的な日本人が、プログラムやコンピューターを正しくイメージできない理由は、そこに数々の高いハードルが存在しているからだと思います。

  1. 見えません問題
    1. コンピューターの構造自体が、かなりブラックボックス化されている。(中身が見えない)
    2. コンピューターは、電気で動いている。(電気の動きや状態は目に見えない)
    3. その電気の動きには、「二進デジタル」という、義務教育で全く触れない概念が根底にある。
    4. コンピューターは短時間に膨大過ぎる処理をしていて、一つ一つを追っていくのも困難。
  2. 英語問題
    1. プログラミング言語は、ほぼ英語でできている。(その仕様書も含めて)
    2. コンピューターの専門用語も、ほぼ英語。(英語圏の人にとっては日常語)
    3. 技術革新や流行が速く、欧米でどんどん新しい技術用語や会社名・商品名、略語が作られている。
    4. 技術情報の日本語翻訳が追い付いていない。
    5. 数少ない日本語翻訳にも、誤訳、誤解を招くような日本語、意味不明な日本語(機械翻訳等)が多い。
    6. 英語情報と日本語に翻訳された情報の差が広がり続けていて、すでに大部分、翻訳を放棄されている。
  3. 隠ぺい問題
    1. プログラミングを多少かじっても、今のコンピューターの動作は、OSに従う部分が多い。
    2. より便利でわかりやすい画面操作が、プログラムの本当の動きをより見えなくしている。
    3. スマホやアプリなど「わからなくても、使えればいい」文化が、国民的常識とされている。
    4. 技術的な話、理系的な話だと「難しい話はやめて」と、芸能人等からも拒絶反応ネタにされている。
    5. 特に一蹴されがちな「理屈」と「抽象」こそプログラミングの核心だが、日常での馴染みに乏しい。
    6. 一般人に理解されてしまっては、合法的詐欺ができなくなり既得権益を失う人達がいる。

このシリーズでは、それでもプログラミングに興味を持たれている方向けに、きちんと根本から包み隠さず、プログラムとは何かについて説明していきます。

それなりに長くはなりますが、専門書に比べれば、金銭的にも、時間的にも、このシリーズの方が断然、低コストです。拾い読みしたり、読み飛ばしたり、また戻ったりでいいと思います。並行して、別の情報源での学習を続けながらでも良いと思います。

表面的なところから入って、困って調べて、困って調べて… をどれだけの人が繰り返してきたことでしょう。(私もその一人でした)

急がば回れです。表面的な理解で済まさず、本質から学ぶことで、効率よく体系的にコンピューターの動き、プログラムの動きを理解していきましょう。

  1. コンピューターの原理から
  2. 翻訳と管理のプログラム
  3. リンクで進化した言語処理
  4. マルチタスクとメモリ
  5. データ
  6. シンボル
  7. フロー

もっとわかりたい場合は、コンピューターのしくみコース がお勧めです。

記事を検索

コメントを残す

*

CAPTCHA