これは、絵でわかるシリーズ プログラムとは何か の第5章です。
この章は、絵でわかる プログラムとは何か(4)~マルチタスクとメモリ ~ からの続編です。
この章の構成
この章の概要
ここからは、少し視点を変えて、コンピューターで扱われるデータについて掘り下げてみましょう。
コンピューターが扱うデータは、すべて電気のON/OFFパターンになります。これをバイナリデータと言います。
バイナリデータは、2進数の数値としてみることができ、数値以外のデータ、つまり、文字や画像や音声などのデータも、数値化することで、バイナリデータへ変換でき、コンピューターで扱えるようになるのです。
数値でも、負整数や小数は、負号や小数点といった記号を使う代わりに、整数型や浮動小数点数型といった特定のデータ型を指定することで、別の数値(バイナリデータ)に変換し、処理をしやすくしています。
画像や音声などの非テキストデータは、バイナリ型として、ファイル単位で扱います。
テキストデータでもバイナリ型でも、ファイルをオープンした後、ファイルの一部または全体を記録しておくメモリ領域のことをストリームと言います。
ストリームは、終わりが見えない現在進行形のデータ入出力にも対応するため、バッファの役割も果たしています。
ストリームは、FILE型オブジェクトで管理され、プログラムからは、FILE型オブジェクトを参照するファイルポインタで指定します。
個々のデータには、それを識別するための名前も必要です。
データの識別方法について、続きは、絵でわかる プログラムとは何か(6)~シンボル~ をご覧ください。
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