コンピューターの原理から

絵でわかる プログラムとは何か(1)~コンピューターの原理から~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
コンピューターの中身の一部

これは、絵でわかるシリーズ プログラムとは何か の第1章です。

この章の構成

この章は、以下の4つの記事で構成されています。

  1. コンピューターが誕生するまで
  2. 電気のオン/オフをリレーする回路
  3. メモリ
  4. プロセッサ

この章の概要

コンピューターは、足し算や引き算といった数値の計算や、暗号の読み書き(文章変換)のような単純作業を、とにかくたくさん繰り返したい時に、人力でやるんじゃなくて、機械で自動的にできるようにしたい、という動機から作られました。

複雑にみえる計算も、分解すれば、多数の足し算や引き算など、単純な計算の繰り返しになります。

コンピューターは、電気の速さで、高速に計算結果を出せる回路からできています。その回路は、リレースイッチ(現在はトランジスタ)という、電気で電気のON/OFFを切り替えられるスイッチの組み合わせでできています。電気のON/OFFで表現される二進数を、回路を通して変化させることにより、数値計算をさせているのです。

そのリレースイッチをどう組み合わせるかによって、二進数をどう変化させるかが決められるので、そのリレースイッチの組み合わせをプログラムと言うようになりました。(初代プログラム)

そのリレースイッチの組み合わせも、別に入力した二進数データによって、瞬時に切り替えられるようにしたのが、マシンコード(オペコード)です。(2代目プログラム)

この後、さらにアセンブリ言語(3代目プログラム)、高級プログラミング言語(4代目プログラム)と続いていくのですが、詳しくは次の記事で説明していきます。

続きは、絵でわかる プログラムとは何か(2)~翻訳と管理のプログラム~ をご覧ください。

コンピューターのしくみ全体を理解したい場合は、以下の2コースがお勧めです。

日本全国 オンラインレッスン にも対応しています。

知りたいことだけ単発で聞きたい場合は、 オンラインサポート をご利用ください。

記事を検索

コメントを残す

*

CAPTCHA