これは、絵でわかるシリーズ プログラムとは何か の第2章です。
この章は、絵でわかる プログラムとは何か(1)~コンピューターの原理から~ からの続編です。
この章の構成
この章は、以下の3つの記事で構成されています。
この章の概要
第二次世界大戦後、コンピューターを積極的に使っていく流れができ、コンピューターをより効率的に使っていくため、いくつかの技術が発展しました。
- プログラムの可読性を上げるため、二進数のマシンコードを言語化したニーモニックとアセンブリ言語。
- 様々なプログラムの実行を自動切替するオペレーティングシステム(OS)。
- 自然言語により近い文法でプログラミングするための高級プログラミング言語。
オペレーティングシステムは、その中核となるプログラム切替を行うカーネルから発展し、さらにファイル管理やメモリ管理、ストレージ等の機器管理…とコンピューター全体を効率よく動かすシステムとして進化しました。
アセンブリ言語や高級プログラミング言語は、そのままでは回路に流せないので、マシンコードに変換(翻訳)してから使います。アセンブリ言語をマシンコードに翻訳するプログラムをアセンブラと言い、高級プログラミング言語を低級プログラミング言語に翻訳するプログラムをコンパイラと言います。
アセンブラやコンパイラは、単なる翻訳プログラムにとどまらず、この後さらにプログラミングの生産性を高める言語処理系プログラムへと進化します。詳しくは、次の記事で説明していきます。
続きは、絵でわかる プログラムとは何か(3)~リンクで進化した言語処理~ をご覧ください。
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